聲の形 動画 フル 無料

聲の形の動画フル無料、映画視聴の方法を後日掲載予定です。映画「聲の形」は京都アニメーションの山田尚子監督の作品。観てきましたがとても感動しました。

オリジナルサウンドトラック

原作は「このマンガが凄い!」にも選ばれ、その内容から話題になった、聴覚障害をもつ少女のお話です。原作とアニメの違いはわたしは原作を読んでいないのでわかりませんが、映画を観て、永束くんの一挙手一等に笑わせてもらったり、植野にムカついたり、でも実はいいやつだったり、一見優等生の川井みきの自己中さに腹が立ったりして、本気になって見入ってしまいました。結論を言うと、これは絶対見ておいて欲しい映画です。

映画「聲の形」を観る前は、小学生の時に硝子をイジメてしまった将也が改心して、硝子と恋をするっていう恋愛映画だと思っていましたが、実際見てみると、それとは別の、もっと大きな枠組みの人間関係の深い部分に大きく時間を取っています。先天性聴覚障害を持った西宮硝子が転校してきたことで変わってしまったクラスの人間関係、性格も挙動も大きく変わってしまった将也が、あの頃を振り返って前にすすんでいくというお話に感じました。

[char no=”9″ char=”20代後半男性”]久々に泣いた。聲の形の伝えたいことって、色々とあるので、うまく説明はできないんですが、ラストのあの爽快な気分と感動は今年最高の映画といえる内容でした。[/char]

[char no=”10″ char=”10代女性(フリーター)”]劇場でグシュグシュとすすり泣きをする人がチラホラ。。わたしもその一人です。スキという気持ちを伝えたいけど伝わらない。そんな歯がゆい気持ちで落ち込む硝子や、将也の心の壁の問題。扱っているテーマはとても深くて、誰もが共感できる部分があるのではないでしょうか。[/char]
[char no=”15″ char=”お留守番猫”]ニャンニャンカフエでなにを期待してたにゃ??[/char]

前半は、将也が硝子に再開しにいくに至った経緯や少しずつ将也の周りが明るくなってきた感じで、観ていてとても面白いです。とくに、永束くんとゆづるのやり取りとか、猫カファの下りとかは、劇場でもクスクスと笑いがありました。永束くんのあの憎めないキャラがとてもいいですね。自転車を取られそうなところを将也が助けたのがキッカケで仲良くなるのですが、将也は友達の定義がわからずに永束くんと友だちになっていいのか悩むのですが、そこは永束くんの優しい部分で徐々に将也の脳内”☓”が取れるキッカケになっていったと思います。

ただ、後半からはとても考えさせられる展開で、花火大会の後からは涙なしにはみれませんでした。硝子も、シーンには映らなかったけど、実はものすごく悩んでいたんだなと思います。原作にはないという、植野との観覧車でのシーン。植野は硝子に本音で話すから、いいことも言えば傷つけることも言ってしまう。とても印象深いシーンだったので、この追加シーンが自殺行為の背中を押してなければいいんだけどなーと振り返って思います。

わたしは冒頭で書いたとおり、原作を知らないので、映画「聲の形」を見た時の将也の印象は、ガキ大将のいじめっ子というものでしたが、映画を観るとイジメられるのは将也で、イジメられる前の将也は単に、硝子に興味があるのにコミュニケーションをどう取ればいいのかわからないただの少年に感じました。で、言葉にできない想いがこの時期特有の、エスカレートした行動に走っただけに見えました。つまり、将也はイジメている感覚はなかったのではないかと思います。でも、それが原因で将也の人間関係が崩れ、虐められてしまい、人との関係を一切シャットアウトして中学高校と過ごしてしまいます。映画冒頭では、高校の将也が自殺未遂をするところから始まり、仕損じた後に、手話サークルに通う硝子のもとに訪れるという流れになっています。硝子との小学生時代と向き合うことで将也は成長し、硝子も又、自分の聴覚障害によって自分をすきになれない気持ちを克服していくという、とても感動的なお話でした。

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