ヘアスプレー映画動画視聴について。

2007年公開の映画「ヘアスプレー」を観ました。この映画は、1988年公開の映画を元にした2002年のミュージカルを映画化したものです。映画『ヘアスプレー』は、>>U-NEXTで配信されています(吹替え版のみ)。本作はポイント不要の見放題なので、最初にもらえる600ポイントは、ほかの新作映画に利用することも可能です。お試し期間内に解約すれば、すべて無料で利用できます。

さて、「ヘアスプレー」について感想を書きたいと思います。主人公のぽっちゃりとした女の子トレイシーはダンスが大好きで、テレビ番組のオーディションに挑戦するお話です。テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」には月に1回ブラックデーがります。ブラックデーとは出演者が黒人の日で、他の日には白人ばかりなのです。軽快なダンスや歌で物語は続いていき、天真爛漫な主人公にひきこまれてしまうのですが、テーマは差別の映画です。見ごたえがありおすすめです。なによりの見どころは特殊メイクをしたジョン・トラボルタかもしれません。とてもキュートです。

私はミュージカルが好きなので、この作品はすごくお気に入りで今でもヘアスプレーの音楽をきいています。とくに好きなのは”You Can Stop the Beat”です。クライマックスにふさわしい明るくて盛り上がる曲です!ヘアスプレーは黒人差別の問題をテーマにしていますが、主人公のトレイシーがどんな時も明るく前向きなので空気が重くならず、見ていてとっても楽しい気持ちになります!何回見ても飽きない作品です!

追記:映画の「ドリームガールズ」と 「ヘアスプレー」をたまたま同時期に観たら、黒人音楽におけるとある差別的事件をモデルにしたシーンが、2作品に共通して存在することに気がついた。

黒人の歌手が黒人音楽専門のレーベルからリリースした曲を、白人の歌手やバンドがパクり…というかほとんどコピーしたような曲をリリースしてアメリカ中でヒットさせてしまった、というエピソード。 アメリカのチャートを辿ると、その歴史のなかで実際にこういったことは起きていたようで、例えばThe Beach Boysの代表作ともいえる1963年リリースの「Surfin’ U.S.A」は、1958年にリリースされたChuck Berryの「Sweet Little Sixteen」と酷似している。その時代にまだ色濃く残っていた黒人差別の風潮(ヘアスプレーはそれがストーリーの大きな軸になっている)を示す、分かりやすいモチーフとして映画の中でも描かれている。

でも、暴力的で反社会的なイメージの大きかった「ロックンロール」という音楽(そのジャンルも元々は黒人の独特なリズム感ありきで生まれたものだから、完全に白人視点からのステレオタイプと言えなくもないけれど)の不良性を排除し、明るく健全な「ポップス」として確立・浸透させたという、音楽的歴史から見れば素晴らしい功績を残したアーティストだから、必ずしもThe Beach Boys=白人によるパクリが悪だったとは言い切れないのだ。 (ジョン・トラボルタが女装で出演して話題を呼んだ)リメイク版「ヘアスプレー」の公開後に初の黒人大統領が誕生したアメリカの、音楽の絡む歴史を掘り下げたら映画がもっと楽しくなった。